第5章|どうにか生きていく方法を探していた

query_builder 2026/07/20

移住支援金がない以上、 この場所で暮らすには、 仕事を自分で作るしかありませんでした。 そこで知ったのが、 起業支援金でした。 書類審査と、 プレゼン審査。 内容は、 地域課題を解決する起業。 残された時間は、 書類選考まで2ヶ月。 私は、 地域の人口、年齢構成、産業を 徹底的に調べました。 その中で、 空き家の多さが目に入りました。 18年間続けてきた不動産の仕事。 空き家の管理、利活用。 これまでの自分の経験が、 地域の役に立つ。 そう感じたとき、 これは 「やりたい仕事」であり、 同時に 「できる仕事」だと、はっきり思えました。 この地域には、 不動産業者は1社しかありません。 プレゼン当日、 声と手は震えていました。 でも、 意識していたのは一つだけでした。 地域課題を、 どれだけ熱量を持って 自分の言葉で説明できるか。 結果は、 採択された。 起業支援金の交付決定でした。 正直に言うと、 起業支援金が通ったのは、 実力だけだったとは思っていない。 タイミングも、 地域の状況も、 審査員との相性も、 すべてが重なった結果だった。 同じ内容でも、 別の年、別の場所なら、 落ちていた可能性は十分にある。


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株式会社Wakka

住所:山梨県南巨摩郡南部町本郷6507

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